金銀レシオ

金銀レシオとは
平均値に回帰するような特性を利用して売ったり買ったりすれば、安定して儲かるのではないか?と思い、ボックス相場になりやすく、数値がゼロにならず、青天井で上がっていかないような投資商品を探していました。

 

そこで見つけたのが金銀レシオ(Gold Silver Ratio)というものです。一般的な投資情報には全く出てこないので馴染みがありませんが、金銀レシオとは、単にドル建ての金価格をドル建ての銀価格で割ったものです。重さはどちらも1トロイオンス(約31グラム)の価格です。※ドル建てのことをドルベースとも言います。

 

金も銀も株とは違って価格がゼロになることは無いでしょうし、金を銀で割った数値もゼロになることはありえません。

 

たとえば、

 

ドル建ての金価格が1200ドル
ドル建ての銀価格が20ドル

 

だったら

 

1200 ÷ 20 = 60 ← これが金銀レシオ「60」

 

ということになります。

 

単に金価格を銀価格で割るだけですから、誰でも計算できます。NT倍率というのはけっこう有名ですが、日経平均をTOPIXで割った数値です。金銀レシオもNT倍率も似たようなものです。

 

NT倍率を使ったサヤ取りができるのであれば、金銀レシオを使ったサヤ取りも可能だろうと思います。この金銀レシオチャートを見たいと思ったら、tradingviewの「xauusd/xagusd」でチャートを見ることができます。

 

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「xauusd」というのはドルベースの金価格
「xagusd」というのはドルベースの銀価格

 

ということです。最初はアルファベットの略語が多くて分かりづらいかもしれませんが、「au」は金の元素記号、「ag」は銀の元素記号なので覚えやすいと思います。

 

金銀レシオチャート
↑金銀レシオの長期チャート

 

直近3年くらいの金銀レシオの動きは、60〜80のボックスになっています。これだったら、金銀レシオが70を超えたら金を売って銀を買う、金銀レシオが70を下回ったら金を買って銀を売るということをやれば儲かりそうな気がします。金銀レシオが上昇する局面というのは、金が買われやすくなっているということですから、つまりリスク回避的な状況であると言えます。また、アメリカの長期金利が上昇すれば、インフレヘッジとしての金需要も出てきて金銀レシオが上がるかもしれません。

 

では、それ以前はどうだったか?を調べると、金銀レシオは2011年には30、1991年には99にもなっています。更に昔を調べると、1980年には下限が13まで下がっています。下限と上限は13〜100とけっこうな振れ幅ですから、標準値がいくらかというのを決めるのはかなり難しいです。最長のチャートで見ると50あたりが標準となります。

 

最近のデータだけを使えばなんとか行けそうな気がしますが、歴史的に見るとNT倍率に比べるとボラティリティーが高すぎてリスク管理がかなり難しい感じがします。ちなみに、サクソバンク証券ではCFDでこの金銀レシオそのものを売買できますから、投資の選択肢の一つとして覚えておくと良いかもしれません。

 

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