窓開け

月曜日の窓開け時に損する場合、得する場合

2017年4月24日はフランス大統領選挙の決戦がマクロンvsルペンになることが確定したため、リスクオンとなりドル円も日経平均先物も買い戻さ円安株高となりました。マクロンとルペンの戦いとなると、マクロンが大幅に有利だと見られているからです。

 

月曜日の窓開け
そのため、FXも先物も大幅ギャップアップで寄り付きました。例えばドル円は週末の109円台前半から110円台前半へ約1円の窓開けです。最近はそれほど大きく窓を開けることがなかったので珍しいですね。

 

大きく窓を開けた場合、指値で決済注文を入れていた場合には想定外に儲かることがあります。たとえば、先週末に109円でドル円を1万通貨購入していて、109.5円に指値で決済注文を入れていたとします。

 

今週はだいたい110.25円でスタートしたので本来5000円だった利益が12500円になります。

 

109円 → 109.5円 (利益5000円)
109円 → 110.25円 (利益12500円)

 

とかなり嬉しい誤算となります。

 

ただし、月曜日の取引スタート時間はFX業者によって違います。サクソバンク証券だと月曜日の午前3時から取引可能ですが、その他のFX業者はだいたい午前7時スタートです。何時から取引スタートかによって、指値を飛び越えて窓を開けた場合の約定値が異なります。

 

一方、ドル円を109円で1万通貨ショートしていて逆指値で損切り注文を入れていた場合を考えると、損してしまいます。

 

109円 → 109.5円 (損失5000円)
109円 → 110.25円 (損失12500円)

 

ということになってしまいます。このように窓開けの場合、ロングの指値決済では得しますが、ショートの逆指値の損切りは損してしまいます。

 

また、下方向に窓開けした場合には、ロングの新規指値注文だったら想定より安く買え、逆指値の損切り注文だと損失が拡大します。また、ショートの決済注文は得します。土日を挟んで世界的な大事件が起こると、ドル円のロングの場合想定より損切り幅が大きくなってしまうというリスクがあります。

 

このように、大幅にギャップアップする場合には指値注文はメリットになることもあります。ただ、ショートしていた場合には不運ということになってしまいます。年に1度は2円〜3円くらいの窓開けはあり得ると思って、余裕を持って資金管理はしておいた方が良いでしょう。

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