外貨投資

2015年末まで、外貨MMFの為替差益は非課税

円安になるということは、円の価値が目減りすることですから、資産が預貯金かタンス預金のみという場合には実質的な購買力は減ってしまいます。海外旅行に行ってお土産を買うことを考えるとわかりやすいですが、

 

1ドル100円の時には 20ドルのマカデミアナッツが2000円
1ドル50円の時には 20ドルのマカデミアナッツが1000円

 

になります。つまり、1ドル50円の円高の時の方が、同じ20ドルでも、マカデミアナッツを2つ購入できるので購買力が高いということになります。

 

海外旅行に行かない場合でも、輸入する原油や天然ガスの値段が上がり、ガソリン代が上がることにより、日本国内での輸送コストも上がりますので、全体的に物価は引き上げられます。特に、輸入品である小麦を使った食料品の値段も上がることになります。つまり、海外旅行に行かなくても生活コストが上がってしまうので、日本から出ることがなくても円安の影響を受けることになります。円安から円高になる分には円を持っていた方が良いのですが、円高から円安になる場合には外貨(アメリカドルなど)を持っていた方がお得です。

 

1ドル100円の時に1万ドルを購入→100万円
1ドル120円の時に1万ドルを売却→120万円

 

ということで、20万円の利益になります。為替の両替によって生まれる利益を為替差益(かわせさえき)と言います。

 

1ドル120円の時に1万ドルを購入→120万円
1ドル100円の時に1万ドルを売却→100万円

 

だと20万円の損をしてしまいます。これを為替差損(かわせさそん)と言います。このように、円安に向かう場合には外貨投資をすることによって物価上昇に対処することができます。外貨投資には外貨預金、外貨MMF、FXなどの方法があります。外国債への投資は、一度その国の通貨を購入することになるので、ほぼ外貨投資と同じになります。

 

スポンサードリンク

 

お金を預けている金融機関が破綻した場合の安全性の観点から考えると、外貨MMFとFXは同列、外貨預金が一番危険となります。外貨預金は日本の銀行で行うことになりますが、外貨預金は銀行が破綻した時には保護されません。日本円の場合には1000万円まで保護されますが、外貨の場合には一切保護されないので注意が必要です。しかも、手数料がぼったくりと言ってもいいほど高いです。その点、証券会社の外貨MMFやFX会社に預けているお金は全額保護されるので、万一のことを考えると外貨預金よりも外貨MMFかFXの方が良いでしょう。

 

FXは通常レバレッジ25倍に設定されています。レバレッジとは梃子(てこ)のことで、少ない金額で大きなお金を運用できます。たとえば、4万円あれば4×25=100万円のお金が運用できます。少ない金額で大きく儲かる一方、損するときにも大きくなります。FX会社によっては、レバレッジを1倍にすることも可能です。1倍ということは、外貨預金と同じで、しかも資金が保護されますから、外貨預金をするよりはFX会社で口座開設した方がお得です。しかも、最近は海外旅行に行く人用に、円をドルなどの外貨に両替して空港で受け取ることができるサービスもありますので、海外旅行によく行く人はFXを上手く活用すると海外旅行に行くコストを減らすことができます。

 

FXはギャンブルであると言われます。でも、使い方によっては銀行で外貨預金するよりも安全です。なぜなら、外貨預金は銀行が破綻した時に保護されませんが、日本のFX会社に預けたお金は保護されます。たとえば、100万円を証拠金として入れておいて、4万円しか運用しない場合、実質的にはレバレッジは1倍となり、手数料の安い外貨預金と同じ運用をすることが可能です。そういう点では、FXは上手く使うのが賢いです。外貨MMFに関しては、為替差益が2015年末まで非課税なので、長期投資をするにはかなりお得になります。2015年までは外貨MMFで、それ以降はFXというのが良いかもしれません。

 

スポンサードリンク

あわせて読みたい: 

関連ページ

トライオートってどう?
インヴァスト証券のトライオートを使用してみた感想です。
マネーパートナーズで株とFX
マネーパートナーズを利用すれば、株式の一部をFXの証拠金として利用することが可能です。
雇用統計の重要度
FRBの金融政策決定に影響を与える雇用統計の重要度が下がってきた理由は?
スワップ投資は失敗する?
スワップ狙いでの外貨投資は失敗する確率が高いです。その理由は
月曜日の窓開け時に儲かる?
窓開けが起こると、損することもあれば得することもあります。