株式投資失敗

株で大損したしくじり失敗談から学べることもあるのでは?

株で大損体験
本屋で株やFXの本を読んでも成功してこんなに儲かった!というような話ばかりです実際にFXのバーチャルトレードでも良いからやってみると分かりますが、勝率100%というのはあり得ません。(もちろん個人が設定した「勝ち」の定義によっては100%にもなります。)

 

身銭を切らないバーチャルトレードですら勝つのは難しいですし、実際のトレードとなると更に心理的プレッシャーが加わりますから、ますます勝率は下がります。そして、たとえ勝率99%でも1回の負けで全財産を失ってしまう可能性もあるのが株やFXです。たとえば、コンスタントに10年間毎年100万円の利益が出ていたところで11年目で1000万円以上負けてしまうということが起こります。その逆もあるところが面白いのですが。

 

そういう僕は、リーマンショック後から株を始めていて株式投資歴7年くらいですが、当時は株主優待狙いでしか株を買っていませんでした。だから、テクニカルもファンダメンタルズも関係なく、自分がよく行くお店の株を株主優待狙いで持っているだけでした。

 

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たとえば、吉野家や松屋やスターバックスの株を買って持ってるだけというものです。大体飲食系の株は1単元の100株5万円〜10万円くらいで買えましたから、株主優待がもらえる最低単元の100株だけ買っていました。この時点では、大学でマクロ経済学とミクロ経済学の基礎の授業を取ったくらいで、「量的緩和」の意味も知りませんでしたし、円高や円安の原因なども全く知らず、今思うと怖いくらい勉強もせずに株式投資をしていました。リーマンショック後ちょっとしてから買ったのが良かったのか、その後は株価の変動もほとんどなく、株主優待と配当をもらい続けていたので、総合的にはプラスになっていました。

 

そして、2013年にアベノミクス相場に参加することになったのです。

 

ところで、投資のやり方には大きく分けてパッシブ運用とアクティブ運用があります。

 

一般的に「株式投資」考えられているのは、個別株を長期保有して売らずにずっと持っているというような感じだと思います。株をやっていない人と話すとだいたいそんなイメージを持っています。ノーロードの先進国株式や新興国株式の投資信託を円高の時からずっとドルコスト平均法で買っていたので、これは上手くいきました。1ドル70円台の円高の時から買っていたのと、アベノミクス相場が始まってすぐに売却したこともあり、総額100万円くらい投資して、リターンがプラス40%で40万円ほど儲かりました。税金は10%の時です。

 

このようなインデックスファンドはパッシブ運用になります。ほぼ、何も考えずに毎月3万円とか5万円を楽天証券で自動積立していただけでした。そして、日銀の量的緩和の開始で円の供給量が増えるわけなので、円安になるはずと思って、FXで枚数は少ないですがドル円のロングポジションを持ちました。FXでは10万円くらい儲かりました。アベノミクス相場で、持っていた個別株も上がり、投信も上がり、銀行に預けていた外貨も円安で大幅に含み益が増え、これに味をしめて個別株を買うことになります。これがアクティブ運用です。

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途中までは、かなり上手くいきました。なぜなら、アベノミクス相場の初期2013年1月くらいから個別株を買いまくったので、2013年5月までで含み益がプラス400万円くらいになりました。特に、コロプラやエイチームなどのネイティブアプリ関連株が儲かりました。調子に乗って、UMNファーマとか地盤ネットやガンホーなどの新興株を高値で買ってしまいました。ガンホーは今でいう1000円〜1200円くらい、UMNファーマなんて9000円の時に買ってしまいました。信用取引の口座は持っていなかったので、すべて現物取引です。

 

※2017年追記: UMNファーマが300円台になってました。たしか3000円くらいの時に損切りしたと思いますが、更に10分の1になってます。新興バイオ株は怖いです。

 

そして、2013年5月15日あたりから新興市場が大暴落し、そこからどんどん含み益が減っていきました。でも、400万の含み益があったので、1日に170万円くらい評価額が減ったこともありましたが、アベノミクス相場がこんな早く終わるはずがないと思っていたので、含み益が減り続けても一切損切りしませんでした。チャートは役に立たないと書いてある経済評論家の本を読んでいたこともあり、全くテクニカル分析の勉強もしていませんでした。2013年5月の高値までそれから一向に戻す気配もなく、そのままどんどん含み損に突入し、損切りできたのはかなり手遅れで結局マイナス300万円ほどになってしまいました。

 

プラス400万円がマイナス300万円ですから、気分的には700万円損した感じです。

 

ここから学んだことは、テクニカル(チャート)の勉強は絶対にした方が良いということです。じゃないと、仮に値上がりする株を当てることができたとしても、いつ売ったらいいのか全く分からないからです。結局売り逃して、含み損になってしまいます。

 

このことから学んだのは、

 

  • 損切りと利食いのポイントを最初に決めてからエントリーする
  • チャート分析は必須
  • 特に小型株ではファンダメンタルズはあまり当てにならない
  • 毎日ニュースをチェックしても株やFXの儲けにつながらない

 

ということです。ビギナーズラックで最初にちょっと儲けてしまうと、そのやり方が通用するのだと勘違いして、さらに大きな金額を動かしてしまい、大損するというパターンにはまってしまいがちです。運の良さだけでは、数回は大儲けできても、いずれ大損してしまうでしょう。僕がラッキーだったのは信用取引を使わないで大損したことです。だから、まだ退場しなくて済んだため、それからチャート分析の仕方などを必至で学びました。このサイトでは、株やFXで大損しがちな人が陥る行動パターンやその対策などについて細かく書いていきますので、大損する前にそういうパターンに自分がはまらないかをチェックするきっかけになれば幸いです。

 

特に、ビギナーズラックで大勝ちし、気分が大きくなって値動きが大きな新興市場の銘柄に資金の大半を突っ込み、最高値近辺で買ってしまい、上がると信じてずっと損切りできずに資産を減らしていくというのが、一番ありがちなパターンです。長い投資人生からしたら、一度は味わっておいた方が良いのかもしれませんが(笑)

 

株式投資での失敗は早いうちにしておくべき

株式投資での失敗は誰でもするものです。勝っているトレーダーも投資家も、昔大きな失敗をしたからこそ、今があるわけですし。

 

株式投資やFXでは、これをやれば絶対勝てる!というような必勝法は存在しませんが、

 

  • 退場しないようにすること
  • 経験を積むこと

 

は、投資で成功する上で必須と言えるでしょう。

 

だから、なるべく若いうちから少額でも良いので投資を初めて何回も失敗しておいた方が、年を取ってから大失敗する可能性を減らすことができます。

 

長期投資のデメリット

 

長期投資の場合には、失敗したという経験値が貯まりません。なぜなら、売買が数年に1回しかなかったり、超長期の場合には20年から30年に1回だけという場合もありえます。そういう場合にプラスになった時、その人は投資の才能があったと言えるでしょうか?

 

情報収集して銘柄選定に気をつけたとか、チャート分析をしたとか、色々と理由を付けることができますが、ほとんど「運が良かった」だけという確率が高いです。たとえば、どんなに時間とお金をかけて企業分析をして、売上予測を当てたとしても2008年に株を買っていたら大損です。

 

個別銘柄の受給というのは、金融危機や中央銀行の金融政策などの外部環境に大きく左右されてしまいます。平常時だったら財務分析とか企業分析は意味があると思いますが、非常事態ではほとんど無力です。

 

売買回数が1回とか10回では、単なる運が良かっただけなのか、の区別が付きません。優待狙い、配当狙いで売買回数は最低限である程度のお小遣いが欲しいというように、自分の欲望をわきまえている人は良いのですが、欲が出て売却益を狙い出すと失敗しやすいです。

 

だから、短期売買を繰り返して、練習することによって、それが実力なのか運なのかを判明させる必要が出てきます。最初から現金が数億円あれば、配当をもらいながらの超長期投資でも良いと思うのですが、ほとんどの人は50万円とか500万円くらいから投資を始めるはずなので、やはりデイトレやスイングにならざるを得ないです。

 

 

2017年追記:投資を始めてから10年くらいで、やっと自分なりの投資法を確立できたと思いますが、自分のやり方が分かった頃には資産が減っているというあるある。あの時のお金があったら!と悔しい思いをしています。でも、失敗することが一番の近道だったりもします。アベノミクス相場で大失敗をしていなければ、ずっと死ぬまで相場で一喜一憂し続ける初心者だったでしょう。

 

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